VOL 4 「EISEIKAI 伊豆トレーニングキャンプへGo!」



お久しぶりです。
そうです。
フジ吉です。

別にサボっていたわけではないのです。
いろいろ忙しくて、なかなか更新できなかったのです。
そうです。
言い訳です...

ということで、お久しぶりの vol4 です!
(何もなかったように明るくいくぞ!)

今回は、「EISEIKAI 伊豆トレーニングキャンプ」へお邪魔してきました!

このトレーニングキャンプへ参加している人たちは、何を隠そう「日本代表」です。

皆さんは、5月21日から24日にかけて行われる、

"9th German International 2009 Badminton Tournament for Disabled"

という大会に参加する人たちです。

ドイツで行われる、障害者の国際大会です。

こんな国々の選手たちがエントリーしています。

・Australia
・People's Republic of China
・Chinese Taipei
・England
・France
・Germany
・Guatemala
・Hong Kong
・India
・Ireland
・Israel
・Japan
・Netherlands
・Nigeria
・Scotland
・Sri Lanka
・Switzerland
・Turkey
・Wales

うーん、なんだかすごくてびっくりしました。
市民大会でさえビクビクしているフジ吉にとって、国際大会なんて想像できません。詳しくは、こちらを見てください。
(英語とドイツ語でよく分からないけど、何やらかっちょいい...)

トレーニングキャンプのコーチとして、トリッキーパンダースの渡辺代表と川口選手が参加するということと、またそれをラケットショップフジがバックアップするということで、本部の小堀さんと同行して様子をうかがいに行きました。

まずは和やかにみんなで乾杯!
いろいろと渡辺代表からレクチャーを受けます。


腕の骨格模型を使ったお話も出ました。
(知ってる人は知っているよね♪)


以前に行われた大会のビデオを見ながら、渡辺代表が解説をしました。
川口選手真剣に食ってます。(育ちざかり...)

初めは当然初対面の人たちも大勢いるので、渡辺代表も言葉を選んで穏やか〜に話ていましたが、だんだん熱がこもってきて口調も熱くなります。
「どうしてそこに打つんだろう?」
「なぜそこに立ってるの?」
「ほら、同じことの繰り返しでしょ!」
ビデオの巻き戻しの指示が飛び、一時停止の号令が突き刺さります。
渡辺代表は、とにかく真剣です。
たぶん、トリパンの選手たちにも同じスタンスで対峙するのでしょう。
笑顔と笑い声が絶えなかった部屋に何やら重た〜い空気が流れ始めました。


ふと我に帰った渡辺代表は、
「あれ? やっちゃた?」
という感じで周りの雰囲気に気が付いたのでした。
「こういうことって、障害があるとかないとかじゃないんだよね。」って語っていた言葉はとても説得力がありました。
身体能力や技術もあるけど、その中で本当に最善を尽くしているのかという問いかけのようでした。
いつでもどこでも誰にでも全力な渡辺代表は、なかなか、かっちょいいです。

沈黙は決してネガティブなものではなく、明日へのそして大会への決意のようでもありました。

まあ、あとはみんなで飲んで騒いでといつものような流れです。


本部の小堀さん、またまた、うでずもう勝負です。
絶対に負けるつもりはありません。
小堀さんも、いつもだれにでも全力です。




夜も更け、練習の疲れもあり、ほとんどの人たちは眠りにつきました。



しかーし!



いつまでも騒いでいる4人がいました!

なにをしてるかというと...

「大貧民」

そう、みんなが知っているメジャー・カード・ゲームです。

それも、賭け「大貧民」(ふふふっ少し怪しい雰囲気が...)
















何をかけているかというと...

大貧民は
大富豪を
明日一日中
""を付けて
呼ばなければならない!
(はいっ?)

たとえて渡辺代表が大貧民、フジ吉が大富豪になったとすると、とにかく声をかけるとき、
「フジ吉様!」
と呼ばなければならないという、小学生でも多少躊躇しそうなご褒美と罰を賭けているのです。


川口選手が隠しているのは手札です。
みんなから、「おおっ見えるぞ!」なんて言われて隠しています。
この時点で、午前4時です...
いい大人が、午前4時にだいひんみんです...
それも賭けているものが "さま" ......

結局ゲームはグダグダで終わり、グダグダと寝床につきました。


翌朝みんなは元気にトレーニング開始です!


期待のホープ、ウラさん(右下)前日の練習で足を痛め見学状態。
あまりひどい怪我ではなかったようでひと安心です。
(うーん、眠い...)


基礎打ち。
(うーん、眠い...)


小堀さんもコーチングに参加しています。
(眠くないのか?)



バボラの X-FEEL も勢ぞろい。
(俺は眠いよ...)


障害のレベルもその程度も皆さんまちまちです。
皆さんとても真剣です。
そして、はっきり言って普通にバドミントン・プレイヤーとしてレベルが高い。
本部小堀さんに「君が勝てる人はいないと思うよ。」と言われ納得しました。


ちょっとしたデモンストレーションです。
渡辺代表がシャトルをトスします。(相手コートハーフまで)


川口選手のリラックスしたスマッシュ。
聞いたこともない変な音がします。

インパクトに合わせてシャッターを切ります。
jpeg の xif データでは 1/30秒のシャッタースピードです。
シャトルの軌跡は打点から見ると2mはあるでしょう。(いやもっと?)
ってことは、1秒で60m、1分で3600m、1時間で216000mって、初速は時速200Kmオーバーです。
変な音するわけです。
体幹もぶれていない。
かるーく打ったのに...
恐るべし...

でも、ラケットカバーはカワユイ...




そんなこんなで「EISEIKAI 伊豆トレーニングキャンプ」は無事終了しました。


野球の侍ジャパンでも、サッカー日本代表ともちがうけど、
やっぱり日本代表な、今回出会ったみなさん!
メディアの扱いも小さいかもしれないけど、
皆さんを応援しています。
思いっきり楽しんできてください。

皆さんのご健闘を、心からお祈りしています。

お土産話を楽しみにしています!










そしてこの日、その翌日、本部小堀さんとフジ吉は、松川湖、大見川、冷川で大変な目に会うのでした...

つづく...(なにが?)







p.s.
目的地付近でうろうろしていた我々を体を張ってエスコートしてくれた
静岡店 日吉店長ありがとう!


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